どこよりも詳しいTorranceへの転入の仕方解説(2018年末現在)

<h1>どこよりも詳しいTorranceへの転入の仕方解説(2018年末現在)</h1>

どこよりも詳しいTorranceへの転入の仕方解説(2018年末現在)

アメリカで1番日本人の多い州カリフォルニア、その中でも日本人が多い街として知られるトーランス(Torrance)。
TOYOTAのアメリカ本社があった街(現在はテキサス州に移転)としても知られます。

しかし、現在でも日系企業の多くはこのSouth Bayと呼ばれる地域に密集しており、トーランスはそんな日系人に大人気の街です。
駐在としてトーランスに居を構える方も多いかと思いますので、本日はTorranceの学校区に転入をするときの方法を説明したいと思います。
子供を学校に入れる方法が分からないと不安ですよね。

ちなみに、日本の小学校から高校までは公立校に無料で通わせることが可能です。せっかくの駐在。現地校に通わせるための手続き方法です。

1.Torranceで家を決める

こちらは不動産会社などで進める話ですが、まずは契約を決めないと話になりません。
住所を決めてください。

2.Enrollment Centerに行って書類をもらってくる

TorranceのEnrollment Centerのサイトはこちら

昨年、私が実際に行ったときにもらってきた資料はこちら

もしかしたらTorrance側がフォーマットのリニューアルをしているかもしれません。あしからずご了承ください。

3.書類を揃える

日本との違いもあり、必要になる書類がいくつかあります。必要なものは以下の通りです。キチンと揃っていないと受付ではじき返されるので、しっかりと確認と準備をしてください。

①Proof of Age (original required)
Birth Certificate or Passport(出生証明かパスポート)
※コピーではなくオリジナルが必要
※出生証明は米国内で生まれた場合

②State Immunization Records (original required)
Records must be up-to-date with child’s name and date of birth.
Each immunization must have a date and signature and/or stamp of the health care provider.
注射証明書。カリフォルニアではイエローカードとも呼ばれます。
日系の小児科にTELをして「引っ越してきたので必要な注射を打たせたい」と連絡をすれば、基本的には全てやってくれます。ちなみにイエローカードのサンプルはこちら
※こちらもコピーはダメ
※この際の注意点は、「はしか/水疱瘡/おたふくにかかってしまおう!」という考えは米国では一般的でなく普通は予防接種をします。


そのため、すでにかかっているから予防接種が不要な場合には、お医者様に事情を説明し、「日本ですでにかかっているので予防接種は不要です」と記載/サインをしてもらっておくと、あとで「もう一回もらってきて」と言われる心配が減ります。
※この病院に行く時に「母子手帳」や「おくすり手帳」があるとお医者様がすぐに対応が取れるので、すごくスムーズです。
いざ病院に行って「あの注射はいつ受けたっけ????」とならないように、お医者様に行く前の準備もしっかりと。

③Proof of Residency – Parent/Guardian must be the primary account holder on utility bills
住民である証明。
2 proofs required (dated within the past 60 days)
Mailing & Service address must match
If the parent/guardian is unable to provide any of the following, additional documentation will be required. Please contact the Enrollment Center for further information.
以下から1つだけでなく2つ必要です。(60日以内の日付のもの)
住所は完全に一致していなければ不可。
もし、両親が証明書を提出できない場合は、追加書類が必要になるのでエンロールメントセンターでご確認ください。

   Electric Bill
   Gas Bill
   Water Bill
   Trash Bill
   Cable/Satellite Bill
   Internet Bill
   Mortgage Statement
   Property Tax Bill
   Lease/Rental Agreement
   Home Telephone Bill(landline only)

この中で駐在がすぐに準備しやすいのは「Electric Bill」と「Lease/Rental Agreement」だと思います。
「Lease/Rental Agreement」は家の賃貸契約書があれば大丈夫。「Electric Bill」もトーランスの電気供給会社である「Edison社」に連絡して入居日には電気が通っている状態にしていると思います。
その依頼をしたときにいくらかのチャージをされるので、その請求書でOKです。

Cell phone bills, bills with disconnect notices, screenshots/profiles,
or bills showing c/o or % next to the parent’s name are NOT accepted
WE DO NOT FAX OR PHONE PREVIOUS SCHOOLS, LANDLORDS, OR UTILITY COMPANIES REQUESTING DOCUMENTS. Parents/guardians are responsible for providing ALL required documentation.
携帯電話/ディスカウントのお知らせがついた請求書やスクリーンショット、c/o(care ofの略。様方くらいの意味)が入ったもの、両親の名前の横に%が入ったものは受け付けません。(これは家のシェアの時などの表記)

※注意しなければならないのは、これらの契約を会社名義でしている場合です。そうすると書類が揃わなくなるので、会社名義にする場合でも個人の名前が入るように事前に会社と調整しておいてください。

④Parent/Guardian Photo ID (original required)
両親/保護者の写真付きID(パスポートでOK)

⑤Enrollment Form – completed and signed
記載済み/サイン済みのエンロールメントフォーム
※エンロールメントセンターでもらえる書類です。 (サンプルはこちら[上のものと同じです])

⑥Health History Form – completed and signed
記載済み/サイン済みのヘルスヒストリーフォーム
※こちらも貰えます。特に学校/行政に気を付けてほしいアレルギーとかがなければ気にして記載する必要はありません。
逆に、「うちの子は〇〇の持病があって・・・」という場合は記載しておくこと。

⑦Student Residency Questionnaire/Affidavit – completed and signed
記載済み/サイン済みの生徒のアンケート
※エンロールメントセンターでもらえる書類です。

⑧Enrollment Eligibility – completed and signed
「入学資格」こちらも記載/サインをしておきましょう。
※エンロールメントセンターでもらえる書類です。
 
⑨School Records
Most recent Report Card or Transcript if the student attended school prior to enrollment at TUSD
もし、他の地域からの転校で学校からのレポートがある場合には提出しましょう。
駐在で日本から来ている場合には不要です。

~~- If Applicable —–
⑩IEP – please bring this with you to Enrollment
⑪504 – please bring this with you to Enrollment

こちらも駐在からいらしたのであれば無視しても大丈夫です。

4.Family Welcome Enrollment Centerに提出に行く

上記の書類を揃えて提出に赴いてください。

書類をもらいに行く、提出に行くと2回行く必要がありますので、そのつもりでいてください。

5.子供のテスト

提出が終わると、〇月〇日にお子さんを連れてテストに来てください・・と言われます。その日にお子さんと行きましょう。

英語の能力を図るためですが、「できないから」と入れてくれない訳ではありません。その把握をしたいだけのようです。

最後に、Enrollment Centerの人たちはすごくフレンドリーで優しい対応をしてくれます。怖がらずに進めましょう!

本日は以上です。それではまた。