駐在になるために心がけること

<h1>駐在になるために心がけること</h1>

駐在になるために心がけること、皆さんは「英語を頑張る」「積極的にアピールする」とか考えがちだと思いますが、それ、やっちゃダメです。英語は積極的に覚えないとダメですが、過度なアピールはしない方が良いです。
「あ、こいつ英語できるんだ」と上司に思ってもらえれば充分です。

私も、社会人になりたての新卒の頃は「英語できます!」「海外事業部に入れてもらえないとモチベーションが保てません!」
などと言って、人事担当者の方を困らせていました。(実際に後になって聞いた)

なぜ、やっちゃいけないか。
タイミングがあるんです。会社には。駐在には。

元々、駐在事務所があるのなら「交換要員」や「増員」が必要になるタイミング。
そして、「海外に行きたい!」ってモチベーションにしているあなたのタイミング。
(結婚式や子供の出産を控えていたら、会社として「出そう」とは思えない。)

その為に何をするか・・・・。

1.会社の状況を見計る


1.1.現在駐在している人のビザの切れ目を確認しておく
 会社としてはビザの更新をするときに「後任を送るかどうするか」を考えるもの。
 そのタイミングで「あつに行かせるか」と思ってもらえるようにする。


1.2.新規事業の立ち上げ
 海外での新規事業の立ち上げをする際、必ずその担当者が必要になります。
 その担当者になるために、日ごろから「海外新規事業」に携わっておく。


1.3.その事業がうまくいっているのかどうか
 利益が出てその事業が忙しくなれば、追加人員を送る可能性あり。


1.4.最低限のアピールをしておく


  1.4.1.日常会話の中で「海外行けって言われたらどうする?」・・・   みたいな会話になることはあると思います。そんな時もがっつかず、「行けって言われたら行きますが、会社が必要とすればですね。」くらいに留めておく。


  1.4.2.会社の異動希望や今後の業務について、フリーエージェント制度など、希望を記載する機会があったら、海外支店への異動を希望しておく。

2.自分のタイミングを合わせる


上記“会社のタイミング”に合わせて、「あいつは今ムリだ」と言われないように、自分のタイミングを合わせます。


具体的には
2.1.入籍
 独身者を駐在に出すか、妻帯者を駐在に出すか・・・・会社によって判断のわかれるところです。
 両方のプロコン(メリット/デメリット)は?


 ①独身者・・・・借りる部屋も小さいし、給料も安め。会社としては安価に済むのでありがたい。ただし、フットワークが軽いので退職の危険性あり。


 ②妻帯者・・・・独身者の逆でコストがかかるが、生活のために簡単に辞める可能性は低い。


2.2.結婚
 (もっと言ってしまえば結婚式)の話を上司には黙っておく。
 (結婚式までは辞令はでないな・・・と思ったら伝える)
 辞令をもらったら、直前で「実は結婚したい人がいるので、入籍しますから連れて行って良いですか?」とする。


2.3.出産
 (特にアメリカですが)その国で生まれた子供は国籍が取れてしまうため、妊娠中はビザがおりにくい。

以上です。あなたの駐在戦略にお役に立てれば幸いです。