駐在になるために心がけること
- 2020.01.03
- To be
駐在になるために心がけること、皆さんは「英語を頑張る」「積極的にアピールする」とか考えがちだと思いますが、それ、やっちゃダメです。英語は積極的に覚えないとダメですが、過度なアピールはしない方が良いです。
「あ、こいつ英語できるんだ」と上司に思ってもらえれば充分です。
私も、社会人になりたての新卒の頃は「英語できます!」「海外事業部に入れてもらえないとモチベーションが保てません!」
などと言って、人事担当者の方を困らせていました。(実際に後になって聞いた)
なぜ、やっちゃいけないか。
タイミングがあるんです。会社には。駐在には。
元々、駐在事務所があるのなら「交換要員」や「増員」が必要になるタイミング。
そして、「海外に行きたい!」ってモチベーションにしているあなたのタイミング。
(結婚式や子供の出産を控えていたら、会社として「出そう」とは思えない。)
その為に何をするか・・・・。
1.会社の状況を見計る
1.1.現在駐在している人のビザの切れ目を確認しておく
会社としてはビザの更新をするときに「後任を送るかどうするか」を考えるもの。
そのタイミングで「あつに行かせるか」と思ってもらえるようにする。
1.2.新規事業の立ち上げ
海外での新規事業の立ち上げをする際、必ずその担当者が必要になります。
その担当者になるために、日ごろから「海外新規事業」に携わっておく。
1.3.その事業がうまくいっているのかどうか
利益が出てその事業が忙しくなれば、追加人員を送る可能性あり。
1.4.最低限のアピールをしておく
1.4.1.日常会話の中で「海外行けって言われたらどうする?」・・・ みたいな会話になることはあると思います。そんな時もがっつかず、「行けって言われたら行きますが、会社が必要とすればですね。」くらいに留めておく。
1.4.2.会社の異動希望や今後の業務について、フリーエージェント制度など、希望を記載する機会があったら、海外支店への異動を希望しておく。
2.自分のタイミングを合わせる
上記“会社のタイミング”に合わせて、「あいつは今ムリだ」と言われないように、自分のタイミングを合わせます。
具体的には
2.1.入籍
独身者を駐在に出すか、妻帯者を駐在に出すか・・・・会社によって判断のわかれるところです。
両方のプロコン(メリット/デメリット)は?
①独身者・・・・借りる部屋も小さいし、給料も安め。会社としては安価に済むのでありがたい。ただし、フットワークが軽いので退職の危険性あり。
②妻帯者・・・・独身者の逆でコストがかかるが、生活のために簡単に辞める可能性は低い。
2.2.結婚
(もっと言ってしまえば結婚式)の話を上司には黙っておく。
(結婚式までは辞令はでないな・・・と思ったら伝える)
辞令をもらったら、直前で「実は結婚したい人がいるので、入籍しますから連れて行って良いですか?」とする。
2.3.出産
(特にアメリカですが)その国で生まれた子供は国籍が取れてしまうため、妊娠中はビザがおりにくい。
以上です。あなたの駐在戦略にお役に立てれば幸いです。
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